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R33系

1993年(平成5年)8月にリリースされた9代目スカイライン(R33型)は、GT-R(BCNR33型)も当然そのラインアップに加わりました。まず、同年秋に開催された第30回東京モーターショーに参考出品され、1年以上の時間を経て1995年(平成7年)1月に発売されました。R32型で16年ぶりに復活を果たしたGT-Rは、モータースポーツ界に一大旋風を巻き起こし、フルモデルチェンジしたR33型にも熱い視線が注がれ、「いつ出るのか」と、ファンをやきもきさせたものです。

本車両は、東京モーターショーに参考出品車として製作、展示された実車で、市販モデルとはラジエーターグリルやロードホイールが正式な市販車と異なります。もちろん、ボディはGT-R専用です。ワイドフェンダーを備えたグラマラスなボディはファンを大いに魅了しました。またGT-R Vスペックは、スカイラインGT-Rにオプションパックを装備したハイスペック仕様です。1993年(平成5年)2月に、R32型のGT-Rに初めて設定されました。そのR32型GT-R Vスペックは、ブレンボ製ブレーキ、17インチBBSホイールなどが標準装備し、大きな話題となりました。そして、1995年(平成7年)1月発売のR33型GT-Rからは、駆動方式がアテーサPRO に進化し、GT-R VスペックはグループNレース用のベース車として活躍しました。この記念車は、1997年(平成9年)2月にデビューした、R33型のGT-R Vスペックです。搭載されるエンジンは、通常のGT-Rと同様の2600cc直列6気筒DOHCツインターボ(RB26DETT)ですが、Vスペック自慢の高性能ブレーキや大径ホイールをはじめとするオプションパックの装備で、高い運動性能を発揮しました。

前代のR32が強くスポーツを意識した、コンパクト設定だったのに対して、スカイラインの進化の過程に多く見られるスポーツ→ラグジュアリー→スポーツといった図式に沿ったのがR33であるのは確かです。伸びやかにスタイリッシュという反面大振りになったボディはスペックダウンを心配されましたが、RB26DETTという強心臓にとっては、逆に有り余るパワーを受け止めるにふさわしいものになりました。RBエンジンも日々熟成され、ドロップダウンした際にも分厚い低速トルクで素早くリカバリーできるレスポンスを手に入れました。同様にコンピューター・チューンも進化し、きめ細やかなガスコントロールが可能になり、チューニングの幅は驚くほど広がり、セッティングは自由自在に…。車の進化、というよりも、人が進歩して性能を導き出す。そんな車になりました。車に追いつき、また車が進化し、またそれに人が追いつこうとする。言い方を変えれば「掌で遊ばせてもらえる」のがR33なのだと思います。

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