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GC110系

「ケンとメリーのスカイライン」というキャチフレーズで、大人気となった4代目スカイライン。4代目に設定されたスカイラインGT-Rが、「幻のGT-R」と呼ばれることになったのはレースに出場できなかったことに加え、日産自動車が排気ガス対策に全社的に取り組むことにより、市販仕様車の販売を1973年(昭和48年)1月からわずか4か月という短期間で終了したため、総数で197台しか生産されなかったことも、その理由になっています。

このスカイラインGT-Rは、従来のモデルと異なる専用設計のステンレス製エキゾーストマニホールドや吸気側エアダクトなどを装着。後輪にもディスクブレーキを採用して、国産車初の4輪ディスクブレーキ化を図るなど、メカニズム面でもさらに注目を浴びました。また、通常のスカイラインシリーズとは異なるメッシュタイプのフロントグリル、ワイドタイヤを収容するためにフロント側にもオーバーフェンダーを装着。当時としては異例のリヤスポイラーも標準装備としていましたが、街でその姿を見かけるチャンスは、めったになかったのです。

『ハコスカ』同様『ケンメリ』はL型とS型エンジンが搭載され、姿こそアメリカン色の濃い別物ですが、基本プラットフォームに差はありません。『ハコスカ』同様にGT-Rルックを基本としてL28エンジンベースでのチューニングが正攻法といえます。かつてはエンジンはもとより足廻りのチューニングパーツも豊富でした。特にマフラーは数多く製作され、今日のマフラーチューンの先駆けを作ったモデルと言っても過言ではありません。当社では、『ハコスカ』同様に、L28エンジンをさらに3.0もしくは3.1リッターにまでボアアップ。ソレックス・ツインチョークを3連装、オリジナルマフラーなど吸排気系に加え、イグニッションなど点火系、クラッチ、デフ等の駆動系までもフルにチューンしています。ソレックス・キャブレター特有の、音色とともに鋭く吹き上がる味わいと、高回転域での暴力的とも言える圧倒的なパワーは、インジェクション・エンジンでは味わえない快感です。現在のリッターカークラスの車重、アナログな操作感、手に余るパワー。操縦する者が主役であるのはもちろん、その技量に応えるファンカーです。

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