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Z31系

1960年(昭和35年)1月登場の「ダットサン・フェアレディ1200」から端を発したフェアレディ、およびフェアレディZは、1983年(昭和58年)に累計生産台数100万台を突破しました。そしてその記念すべき年に、フェアレディZの3代目モデル、Z31型が発売されました。エンジンは先代の直列6気筒のL型から、新世代のV型6気筒のVG型に進化しました。

中でも2800ccモデルに替わり登場した3000ccモデルは、日本初のV型6気筒ターボエンジン搭載モデルとして注目されました。エクステリアは、ロングノーズにショートデッキというフェアレディZの伝統コンセプトを受け継ぎながらも、空気抵抗係数を示すCd値=0.31というシェイプアップされた美しいシルエットに生まれ変わり、消灯時でもレンズの一部が見えるパラレルライジングヘッドランプなどによる個性的なデザインも人気を集めました。この車両は、V型6気筒エンジンを搭載する2000ccモデルで、最高出力は170馬力を誇りました。

S130からZ31へ、型式記号からリニューアルされたフェアレディZの最大のニュースはV6エンジンの搭載でした。長い直列6気筒エンジンに比べて、圧倒的にクランクシャフト強度に有利なV6エンジンの主役はやはりターボでした。緻密なセッティングで数馬力を絞り出したNAエンジンに比べて、わずかに過給圧をアップするだけで簡単により高出力・大トルクを得ることができるようになりました。ただし、急激に立ち上がる過給特性によって非常に扱いづらいエンジンになるのと同時に、それまで以上に熱対策やエンジン保護が必修事項になったのも事実です。ブーストアップの初歩としてのタービン/コンプレッサー換装に始まってECUのプログラム変更、大容量インジェクターや追加インジェクター、インタークーラーの拡大、ラジエター容量のアップなど、ターボエンジンに関しては補器類が重要視されるようになりました。当然、安易にパワーアップが可能になり(時としては標準の3倍以上)、それを受け止めるシャシー・サスペンションもそれに応じたスープアップが必要になり、この頃からロールバーやゲージなど、ボディ補強も行うようになりました。当社では過去にGT-R用のRB26DETTエンジン換装など様々なチューンを行ってきました。それぞれのエンジンチューンに合わせて最適な足廻りのセッティングも行っています。後ろから殴られるようなNAの加速感とは対照的に、無重力感覚で瞬間移動するようなターボ。あなたはどっちが好きですか?

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